重症心不全からの復活記録

重症心不全からの回復記録

拡張型心筋症or頻脈誘発性心筋症との闘病ブログです

心不全発覚から入院に至るまで

拡張型心筋症or頻脈誘発性心筋症の疑いで入院、現在は自宅療養中の身です。
 
同じような病気でここを見て下さっている方の参考になればと思い、このブログを書いています。
今日は入院当初の状況について書いてみようと思います。
 
全体の経緯は、こちらに記載していますので、よろしければ御覧ください。

vs-cardiomyopathy.hatenablog.jp

 

入院に至るまでの僕の症状はこんな感じでした。

2018年冬頃?〜10月末

・常時120回/分以上の頻脈
・それ以外の症状はさほどなし
・血圧は上が90台、下が40〜50台

2018年10月末

・近所の内科を受診。心電図、レントゲンは特に異常なし
・脈を抑える薬として、アテノロール錠(25mg)を処方される
・元々血圧低いせいか、アテノロールを飲んだ後血圧が下がり過ぎ地獄の苦しみを味わう 

2018年11月頭

・アテノロールは自己判断で飲むのを中止したため、脈は変化なし
・再度同じ病院で受診し、薬を変更してもらう。ベラパミル塩酸塩錠(40mg)を処方される
・この薬は体調に影響なく、服用するも脈に変化なし

2018年11月半ば

・この頃から、横になっていられないほどの息苦しさ(主に明け方)、咳があらわれる
・再度受診し、大きい病院の循環器内科を勧められる。後日紹介状を書いてもらうことでその日は帰宅

2018年11月24日

・紹介状を受け取り、その足で循環器内科へ
・レントゲン、心電図、エコー、血液検査などの結果、心臓の拡大と肺のうっ血(水分の滞留)が判明
・更に、通常55〜75%程度動いている左心室が22%しか動いていないことも判明
・重症心不全の診断が下り、即日入院


頻脈以外の自覚症状はほとんどなく、低血圧状態になった後から息苦しさなとが出始めたので、最初に処方されたアテノロールのせいじゃねーのか、、と正直医者を恨みました。

 

ですが、入院した循環器内科の先生に聞くとアテノロールなどの薬が抜けたと思われる期間を過ぎても心臓の状態が変わらないため、知らず知らずのうちに悪くなっていたのでしょう、との事でした。

 

じゃああの異常のないレントゲンはなんだったんだ、、と思いますがまぁ今考えても仕方ありません。

 

そんなわけで入院となり、諸々のエコーの結果、拡張型心筋症 or 頻脈誘発性心筋症の疑い と相成りました。

 

ちなみに、こちらが僕の入院当日のレントゲン写真です。

f:id:takero_t:20190513123655p:plain


下の正常なレントゲン写真と比べると、全体が白くなり心臓も大きくなっているのがわかるかと思います。
全体が白いのは、水分や血液が鬱滞している為です。

 

526270DF-0FD4-4844-96DE-C388B74CC181.jpeg

(画像元:医療法人社団 倫生会 みどり病院様 http://midori-hp.or.jp/radiology-blog/chest_ctr/)

 

僕はひどくなるまで風邪かな?とか、肩こりが。。とか思っていましたが、自覚していた症状はすべて心不全のものでした。

 

心不全は放っておくとどんどん進行してしまうようなので、治療が早ければ早いほど、良くなる可能性は高くなると思います!

幸い、ぼくは倒れたりと最悪の状況になる前に受診したので回復することが出来ました。

 

以下のような症状が少しでも出たら、早めに循環器内科での受診をおすすめします。

・背中の痛み

・横になっていられないほどの息苦しさ

・咳やピンク色の痰

 

なお、大きい病院で受診する場合は紹介状がないと受け付けてくれない場合もありますので、まずはかかりつけ医に相談してからがいいかもしれません。

そういった時間を考えても、迷わず医療機関での受診をおすすめします。