転院後の生活と検査(24時間ホルター心電図、冠動脈造影)
いよいよ転院
ついに転院の日がやってきました。
当日は朝早くから移動だったので、AM8時くらいには家族にも来てもらい荷物をまとめて準備。転院先までは救急車で移動します。
俺どうなっちゃうんだろ、なんて気持ちもありましたがここは前向きに考えるしかありません。
それより、救急車で移動中に容態が悪化してしまう人もいるという話を聞いていたので、体調を崩さない事だけに集中することにしました。
といっても、自分でコントロール出来るわけではないんだけど、、
2週間ぶりに一瞬だけ外に出て空気を吸いましたが、この時はすでに12月上旬。
空気が冷たく、本格的に冬の到来を感じました。
しかしまぁ外の空気の美味いこと。シャバの空気はうめぇな〜なんてセリフをよく漫画とかで見ますが、めちゃめちゃ共感出来ますね笑
そうこうしている内に救急隊の方が到着。ストレッチャーに載せられ出発です。
車内では主治医の先生が隣に付き添ってくれたのですが、緊張感漂う中で会話ができるはずもなく、、静かに転院先へと向かって行きました。
車に揺られること40分程度。無事転院先へ到着し、病室へ入ることが出来ました。
大部屋と聞いていたのですが、用意されていたのはなんと個室。
これめっちゃお金掛かる部屋じゃん、、とか思いながらも、どうしようもないのでひとまずベッドや点滴の設置が完了するのを待ちます。
ここで元いた病院の主治医とはお別れです。が、バタバタしていてちゃんと挨拶もできず。。良くなったらちゃんとお礼しに行こうと心の中で決めました。
しばらくして落ち着くと、入院の手続きに必要な書類記入や今後受ける可能性がある検査の話などを聞きました。
元いた病院で受けた検査は心エコー、血液検査、レントゲン、心電図などなど結構基本的なものばかり。
転院先では、その他エイズ由来の病気ではないかどうかの検査や検尿検便などをまず行いました。
結果は後日でしたが、この辺は特に異常なし。よかった、、笑
とはいえ、心臓の症状(140回/分以上の異常な頻脈と心臓肥大)は入院時と変わっていません。更に、心臓が肥大したことにより弁の機能が追いつかず、血液が逆流しているとも。僧帽弁逆流というやつだったみたいです。
いずれにせよ状態は全然良くありません。
今後更に検査を進め、原因を特定していく必要があります。
24時間心電図を取り付け生活し測定する検査やCT検査、MRIなどだけでなく、カテーテルという管を使い、冠動脈のチェックや心臓の筋肉を採取する検査も行うとのこと。
冠動脈をチェックすることにより、心筋梗塞や狭心症の検査ができるそうです。
また、心臓の筋肉を採取する「心筋生検」では、心筋症の度合いや心臓の線維化有無などもわかるそうです。
検査結果
24時間ホルター心電図
こちらが12月に実施した24時間ホルター心電図の結果です。
心電図を付けると言ってもかなり小型のものを付けるのでさほど気になりませんよ。
僕はそもそも入浴禁止だったのであまり関係ありませんでしたが、最近は防水タイプもあるらしく、それであればそのままシャワーも浴びられるそうです。
さて結果ですが、やはりなんと言っても脈が速い!
101〜160(!)なので、寝ている間ですら100回以上脈を打っているわけです。
24時間ずっと走っているみたいな感じなので、そりゃ心臓やられるわな、という感じですね。。
冠動脈造影
お次は冠動脈造影です。造影剤という薬を体に注入して行います。
何が良くて何が悪いのかよくわかりませんが、血管に関しては全く問題ないそうです。
素晴らしい血管だ、と褒められました。並の血管でいいからその分心臓自体にパラメータ振ってくれたらなぁ、、と思ったのは内緒。
よくある血液ドロドロとか、血管詰まってますよ!みたいな事はないようで安心しました。
心臓が弱っている上に心筋梗塞なんて起きたら即死してしまいそうですからね。。
実は入院前にハーブティーか何かのお店で血管年齢を測ったのですが、その時の結果が
なんと 8歳 だったんですよね。
図らずも証明された形になったと考えていいのでしょうか笑
とまぁまずはこのような検査を受け、次は心筋生検です。
手首と首の血管からカテーテルを挿入し、心臓の筋肉を採取するというもの。
これは軽い検査のようですが、麻酔もしますので手術室のようなところで行う必要があります。
後日無事に受けられるのですが、この検査により僕の病気がかなり分かるようになります。
続きは次の記事で書こうと思います。